令和4年度から下水道排水設備工事責任技術者関連事業は、一般財団法人宮城県下水道公社から公益社団法人宮城県建設センターへ移管されました。これにより、排水設備工事責任技術者試験や更新講習など、今まで宮城県下水道公社が行ってきた事業は、今後宮城県建設センターと県内各市町村が連携し行っていきます。
下水道排水設備は、個人や事業場等が所有する土地や建物から発生する下水を公共下水道に流入させるために必要な設備です。排水設備の設置は公共下水道に直接影響を及ぼすため、下水道管理者(市町村長)の指定を受けた指定工事店でなければ行ってはならないと定められています。
(標準下水道条例第6条)
そして、指定工事店には「下水道排水設備工事責任技術者」を置くことが義務付けられており、(標準下水道条例第6条の3)下水道に関する法令、条例、規則等を遵守し排水設備工事を行わなければなりません。
下水道排水設備工事責任技術者制度は、排水設備の工事を行う際に専門的な技術を伴うことから一定の水準以上の技術を持った者を試験等※により排水設備工事責任技術者として認定する制度です。
※ 試験に合格した者は、下水道排水設備工事責任技術者として登録する資格を有する者であり、合格時点では排水設備工事責任技術者とはなりません。下水道管理者(市町村)に登録し、下水道管理者が排水設備工事責任技術者と認めた時点で初めて下水道排水設備工事責任技術者となります。
指定工事店には、一定水準以上の技術を持った技術者(排水設備工事責任技術者)を少なくとも1名専属雇用していることが必要となっています。(標準下水道条例第6条の3)排水設備工事責任技術者試験は、この一定の水準以上の技術を持った者を認定するための試験になります。
(1) 下水道排水設備工事責任技術者試験の「受験講習」について
下水道排水設備工事責任技術者は、登録期間満了後に引き続き登録を受けようとするときは、あらかじめ5年毎の更新講習を受講しなければなりません。
登録更新するには、市町村が定める条例等の登録有効期間内に、市町村が定める方法で更新講習の修了証を提示して登録申請を行います。
下水道排水設備工事責任技術者の登録内容変更、合格証明書や講習修了証明書の発行申請等は以下のリンクからダウンロードしてください。
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