ホーム > ご挨拶

ご挨拶

『みやぎの復旧・復興と 豊かな県土づくりへの貢献』
        ~県・市町村とともに~

理事長 後藤隆一

 令和4年6月9日付けで,前理事長 門傳 淳の後任として,理事長に就任いたしました。
 当センターは,地域社会の健全な発展と県民の福祉の向上を目的に,公共事業に携わる建設技術者の資質の向上を図るとともに,公共事業の適正かつ効率的な執行を支援することにより,社会資本の良質な整備や適確な維持保全に寄与するため,昭和43年5月に設立され,今年で設立54年目を迎えました。

 令和4年度においては,安全・安心な県土づくりを推進するため,「国土強靭化等に伴う社会資本整備の支援」,「橋梁の長寿命化等社会資本老朽化対策への支援」,「人材育成事業の充実による土木技術職員の育成支援」の3つを重点施策の柱として,組織の総力を挙げて事業を展開することとしております。

 「国土強靭化等に伴う社会資本整備への支援」においては,県及び市町村の要請に全力で取り組むとともに,引き続き東日本大震災や令和元年東日本台風などの復興の完遂を支援してまいります。
加えて,近年多発する自然災害については,寄せられた支援要請に迅速に対応し,被災市町村の早期復旧を支援してまいります。

 「橋梁の長寿命化等社会資本老朽化対策への支援」においては,円滑な点検業務の遂行と点検成果の品質向上を図るため,東北大学大学院工学研究科インフラマネジメント研究センターとの共同研究を推進しながら,市町村管理橋梁の二巡目の定期点検や長寿命化修繕計画を策定するとともに,早期に修繕等の措置が必要な橋梁に対する支援要請にも迅速に対応してまいります。

 「人材育成事業の充実による土木技術職員の育成支援」においては,建設行政を的確に遂行する職員の育成を支援するため,技術研修を定期的に開催するとともに,市町村から実務研修生を受け入れるほか,市町村に対する派遣研修の受講経費の助成を通じて,建設技術者の研修機会の確保に寄与してまいります。

 これらの重点施策に役職員一同しっかりと取り組み,将来にわたり地域社会の健全な発展と県民の福祉の向上が図れますよう尽力してまいりますので,皆様方のより一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和4年6月9日

理事長 後藤 隆一